カーズを観る

 jojo好きな私にとって「カーズ」と言われると、
究極生物のアレを思い出します。
まぁ、この映画もある意味究極生物ですが、、、

 『トイストーリー2』以降、全て劇場で観ている
ピクサー作品。今回も期待してました。
そして、もはや横綱相撲といってもいい出来栄え。
安心して楽しむことができました。

 特に、車のボディーへの映りこみのリアルさと言ったら、
生半可じゃありません。これだけでも一見の価値アリです。

 今まで、CGでしか描けない世界で映画を作ってきたピクサー。
今回は、最後のあるシーンまで
「別に車がキャラクターじゃなくてもいいのでは?」
「実写で人間が演じてもいいのでは?」
と思ってしまいました。

 だから「確かにストーリーはしっかりしてるけど、
キャラクターも含めた世界観はちょっと落ちるな~」
と感じながら観ていました。


-------ココからネタばれあり-----



 
 この話、車を操るドライバーが主人公でも全然おかしくないです。
小生意気なレーシングドライバーが、町の人の温かさに触れる、
という実写のストーリーで問題なく置き換えられます。

 ではなぜ車がキャラクターで無ければいけないのか?
それは、クライマックスのレースシーン。ベテランのキングが
事故で自力では走れなくなるところ。観ていた私もグッときましたが、
ここは、車自体に人格(車格?)がなければ、
絶対に成り立たないんですね。

 考えてみてください。もし、車を操るドライバーが主役ならば、
事故った相手を気遣って、レースを放棄するなんてアホ以外の
何者でもありません。だって、壊れたのは、道具である「車」なんですからね。

 でも、カーズの場合、車に人格があるわけですから、
事故ったことが、単に「車が壊れた」のではなく、
「死」につながる大ケガに見えてしまうわけです。
それを助けるというのは、人道(車道)にのっとってるので、
あの行動にグッとくるんですよね。

ここを観てやっと「ああ、だから車がキャラクターなんだ」と理解しました。
もちろん、そこに至るまでに、車を人格あるキャラクターとして
感情移入させてしまうのは、スゴイんですけどね。

ただ、ここまでこないとその必然性がわからないというのは、
歴代ピクサー作品と比べると、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。

まぁ、こういう贅沢なことを言いたくなるのも、
あまりにレベルが高すぎるピクサーだから。
普通に見ていて、大人も子供も十分に楽しめる
映画であることは間違いありません!
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by basscla1 | 2006-07-08 02:22 | 映画  

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