人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2009年の最後は「アバター」

2009年、最後に観る映画はこれに決めてました。
10年前の1999年、最後に観たのは『ファイト・クラブ』でした。
これもまた、画期的な映画でしたが、この『アバター』は、まさに2000年代の最後を
飾るにふさわしい、画期的な1本でした。

六本木ヒルズのTOHOシネマで3D版を鑑賞。
とにかく、惑星パンドラの風景が映し出された最初の衝撃はスゴイ。
3Dというと、画面から飛び出すことをイメージするのだけど、
この映画の場合、逆に奥行きが増している感じがしました。

ストーリーは、「ナウシカ」、「もののけ姫」、「ファイナルファンタジー」のように、
自然環境とそこに住む、暮らす人との交流と、まあ王道ではあるのですが、
それを飽きさせずに魅せる演出はさすがキャメロンだなあと思います。
なんせ、あの青いナヴィに最後には感情移入させるんですからね、ほんとウマイ。


<以下ネタバレあり>
なるべく事前知識を入れたくなかったので、誰が出ているのかすら知らなかったのですが、
なんと、シガニー・ウィーバーが出てたんですねぇ。ビックリです。
考えてみれば『エイリアン2』には出ていたわけで、そんなに驚くこともないのですが。

ただ、面白かったのがラストが『エイリアン2』とは逆になっているところ。
エイリアンでは、クィーンエイリアンにリプリーがパワーローダーを操って戦うのだが、
今回は、大佐の操るパワーローダーが「悪」になっていた。
まあ、アバターも同じく“操っている”わけなんだけど、一応生物反応はあるようなので、
その逆転が面白いと感じた。

とにかく、この映画は3Dで観ることをオススメします。というか、3Dでなければ、
魅力の半分も体感できないのではないかと思います。

この映画のキャッチフレーズ「観るのではない。そこにいるのだ。」は、
まさに3Dで観た人は誰しもうなずくこと間違いない。
久々に映画のキャッチフレーズでいいなと感じた。

あぁ~、今度はIMAXで観たくなってきた!

by basscla1 | 2010-01-08 00:40 | 映画  

<< iPhone OS4.0はBl... 新旧ファンを取り込める「STA... >>