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『インセプション』は必見の1本

映画館で『トイ・ストーリー3』を観たのが、公開2週目。
その後に行ったのが、8月1日の映画の日に観た『インセプション』。
それからは映画館に行ってないけど、DVDでいくつか。

『インセプション』は、『ダークナイト』のクリストファー・ノーランのオリジナル脚本もの
ということで、とにかく期待していた。なるべく事前情報を入れないようにしていたけど、
もれ聞こえてくるストーリーが、なんとなく最初に観た『メメント』を思わせるところがあったからだ。

コレは、『メメント』や『ダークナイト』のときも感じたんだけど、
観ている途中から、「いま、ものすごい映画を観ているんだ」というドキドキ感がずっと続いた。
それだけでも、自分としてはかなり満足感が高かった。

たくさん言いたいことがあるんだけど、これは良かった、と思ったことを3点ほど。

1.「インセプション」の仕組みの説明が、分かりやすく整理される演出
  ディカプリオがガイドになって、初心者であるエレン・ペイジにこの正解を説明するとろになって初めて、
  この映画の全容が見えてくる。正直、ここの説明に行き着くまでは頭に「???」が並ぶ人のほうが
  多いような気ががするが、ここでうまく解消してくれる、ように感じさせてくれる。
  というのは、よくよく考えてみると分からないところが結構ある。
  でもこのシーンはなんか説得力があるんだよね。

2.映像的な見所がたくさんあるところ
 CMにも使われている、地面が折れ曲がって、上から降りてくる、第2階層での無重力先頭シーンなど、
 映画館の大画面だからこそ楽しめる映像が満載。自分自身も、
 最近はDVDで観てしまう事が増えたのだけど、この映画は大画面で観なければという説得力があった。

3.夢の共有と、深層意識の階層というストーリー
  人の頭の中にダイブするというのは『パプリカ』や『ザ・セル』にもあるけど、誰かの夢を
  皆で共有するというのと、その設計図を他の人が描けるというのは面白い。
  あとは、まるでマトリョーシカ人形のような深層意識の入れ子構造。
  時間の流れもそれぞれ違うという設定になることで、タイムリミットが複数設けられてる。
  
まあ、後から考えてみるといろいろ言いたいところもあるんだけど、最初に書いたとおり、
「スゴイ映画だ」と感じさせてくれることは間違いないし、「メメント」みたいに、
「あれがこーなっているから、あっちはあーなって、、、」など考えながら観るのが好きな人にもオススメ。

by basscla1 | 2010-09-12 01:48 | 映画  

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